狛江市は二十四日、市が後援して毎年七月下旬に行っていた狛江市花火大会(市観光協会主催)への補助金を、財政難を理由に新年度は凍結する方針を明らかにした。凍結は三年間の予定。財政が好転すれば復活させるとしているが、大会費用の大半を占める市の補助が打ち切られることで、市民から親しまれている夏の風物詩は事実上、休止に追い込まれそうだ。
狛江市花火大会は、昨年が第三十二回と歴史もある。多摩川河川敷を使って約三千五百発を打ち上げ毎年約七、八万人が訪れていた。昨年の予算は約千八百六十万円で、市からの補助は千七十万円、残りは地元企業などの賛助金を充てていた。
市は「会場設営や観客の安全管理、警備などが厳格になって、必要な予算も多くなっている」と説明。行革のための緊急行動計画に取り組んでいる市として、思い切った補助金カットとなった。
市観光協会の谷田部啓治会長は「厳しい財政状況は分かるが、花火は市民が楽しみにしているイベント。規模はともかく、何とか続けたい」と話し、市民への募金や、市に補助金カット見直しを働き掛けるとしている。
[東京新聞 2005.2.25]
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